Rooftop
ムキンポの鼻☆スペリオール
2004年11月号
連載第4回
Look at Refugee Life
いつだったか趣味者のまつきさんがLOFT/PLUS ONE界隈・超有名人いずみちゃんとふたりきりで混浴旅行してきたという話を漏れ聞き、うらやまぴー、と思ってたところ、なんとわしにもお誘いの声がかかったよ。残念ながらふたりきりでなかったけどね(笑)。当時(9月半ば)、前号にも書いた難民認定を求める国連大学前座り込みの情勢がかなり流動的だったので、どうしようかなー、とだいぶ迷ったのだが、こんな機会は2度とない!というわけで「いずみちゃんと行く混浴の旅(笑)」への参加を申し込んだ。そして10月2日(土)〜3日(日)の1泊2日、M3人、MtoF2人の計5人で、露天風呂ばかり駆け足で六湯まわってきた。なかなか刺戟的な旅だったな。現在、企画が進んでる「混浴の旅(笑)」第2弾は内湯が中心らしいよ。野湯は苦手という内気な男性にも参加のチャンスが!?
10月5日(火)、LOFT/PLUS ONEでわったん。こと渡邉修孝さん(=イラクで「人質」になってバッシングを受けるはずが、1人だけガッツ・ポーズで帰ってきたヘンな人)、重信メイさん他を招いて、小西誠さんの司会で「わが心のイラク-パレスチナ」と題されたトーク・ライヴが開催された。質疑応答の時間に、わしも、9月22日(水)に国連大学前で渋谷警察署に不当逮捕されたイラン人難民ジャマルさんのことや国連大学前の状況をアピールしてきたよ。
前号で書いた話のつづきになるが―― イラン人難民ジャマル・サーベリさんは、横浜入管への出頭命令を不当だとして、出頭日の9月21日(火)を含め、国連大学前に座り込むことを決意した。 当日は、朝に多少のごたごたはあったものの、なんとか大過なく過ごすことができた。翌早朝が危ないということで、その日の夜は大勢の日本人サポーターが国連大学前に泊まり込んだ。 そして22日の朝を迎えた。早朝のうちは緊迫した雰囲気はまるでなかった。この日の午前中に大きな動きはないだろう、と見込み違いをしてしまい、僕を含む複数のサポーターが国連大学前から、一旦、引き上げた。直後、30名に及ぶ警察機動隊が消防車輌の影に隠れて国連大学の敷地内に侵入し、仕組まれた(国連&警備会社&警察&入管)ジャマルさん逮捕劇が強行された。 夕方になって再びたいへんな事態が出来した。夜7時までに「難民キャンプ」解体、全員退去の最後通牒を国連大学側から、突如、突きつけられたクルド人難民2家族12名のうち数名がガソリンをかぶり焼身自殺をはかったのだ。 この日、国連大学の掲示スペースに貼ってあったパネルの言葉をもじって言えば、国連こそが「命をみつめよ」。座り込みの72日間を終えてそう思った。 |
2004年10月2日(土)・3日(日) 野湯探検隊(笑) いずみちゃんと行く混浴の旅(笑) |
2004年10月5日(火) わが心のイラク-パレスチナ LOFT/PLUS ONE |
Kurdish asylum-seekers stage sit-in in Shibuya 難民認定を求め座り込み72日間貫徹!クルド人の2家族12人 |
Free Jamal Saberi Now ! ジャマルさんの再収容をやめよ! 正当な難民認定を! |