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ムキンポの鼻☆スペリオール

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2005年7月号

連載第12回

沢口友美 & 牛久大仏 & June Lovers


「沢口友美復活祭!」

 6月4日(土)、LOFT/PLUS ONEを中心とした数年来の友人であり、2003年2月にはアメリカに侵略を受ける直前のイラクをともに訪れた仲間でもある元自衛官・反戦ストリッパーの沢口友美さんを激励する会(「沢口友美復活祭!」)が高田馬場で開かれた。故郷の広島で入院療養中との知らせを受けたのが5月の頭、白血病で骨髄移植を受ける予定と知ったのが6月の頭のことだった。いつも元気いっぱいに日本全国、いや世界中を駆けまわっていたあの沢口友美さんが病に伏す、それも白血病で、とはほんとに驚いた。白血病というと夏目雅子をはじめとする幾人かの芸能人の名前がすぐさま頭に浮かぶが(別段、統計的に芸能人に白血病が多いというわけではないだろうが)、そういえば沢口さんも芸能の人である。またすぐに同時に思ったことが、沢口さんの生まれ故郷がアメリカに世界で初めて原爆を落とされた広島であることであった。沢口さんの病気について詳しいことは知らないし(病名は「慢性骨髄単球性白血病」というらしい)、医学的根拠を言える話ではないが、アメリカ許すまじ、と再度思った。幸い、沢口さんの場合、骨髄移植を受ければ治る可能性が高く、またたぶん妹さんから移植を受けられるだろうとのことだった。早く元気になってカムバックしてね。最近、彼女は「世をシノブ」というタイトルの闘病日記というかブログを始めたので、皆さんも、是非、覗いてみてください(http://air.ap.teacup.com/kure/)。

牛久大仏

 6月8日(水)、茨城県牛久市にある東日本入国管理センターを訪れた。牛久駅までは常磐線で比較的便利なのだが、そこから先は日に数本のバスしかなく、まさに陸の孤島である。幸いこの日は東京からクルマを出してくれる支援の仲間がいた。
 間に昼食を挟み(施設内に500円で食べ放題の食堂がある)、当初の目的であるイラン人難民ジャマルさんとスリランカ人難民ララさんとの面会を終えたところで、日もまだ高かったので、皆で牛久大仏まで脚を伸ばしてみた。牛久大仏は入管に向かう途中の道路からたびたび望見してたが、実際に近くまで来たのはこの日が初めてである。遠くから見てもでかいけど、近くから見るとまた一段とでかい。なんでも高さが120メートルあるらしい。
 このときちょうど僕の携帯に先ほど別れたばかりのジャマルさんから電話が入った。今、大仏のところにいるよ、と言ったら、こちらからも大仏が見える、とのことだった。この日は胎内に入って上まで登ってみるということはしなかったが、今度、望遠レンズを用意して、大仏の上から入管の様子をじっくり撮影してやろうと思った。

June Lovers@新宿

 入稿日の6月20日(月)になって、突如、重大ニュースが飛び込んできた。志葉坊&麗奈坊の危険な戦場子連れカップルにつづいて、もう1組、新たな子連れカップルが誕生したのだ! ヒマワリのブーケが眩しいですね! 7月19日(火)、38回目のわったん。の誕生日、この日、世界は彼らを祝福する?



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