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Rooftop

ムキンポの鼻☆スペリオール



2008年2月号

連載第43回

明るい未来

新年はムスタファ・チョラク邸で迎えた。写真では妹のシーランがなぜか涙顔。ケーシー（姉）もシーランも泣いたり笑ったりいつも忙しい。この家族に明るい未来が開けますように。 　1月2日（水）、新年一般参賀に行ってきた。荷物検査を受けて二重橋をわたったあたりから、耳が悪いっぽい人たちから逆にじろじろ見られてたような（笑）。檸檬を1つ置いてくるくらいのサーヴィス精神は示した方がよかったかしら？　昭和天皇は戦争犯罪人だし、はっきり言って虫酸が走ったけど、一般参賀で小旗を振ってる良民たちには、土人の群れか、と思いつつ（そんなところにのこのこ出かけていく自分も自分だが）、現在の皇室（｢アメ天｣｢チビ天｣？）に対してはあまり敵意を感じられないんだよね。それよかまずは｢帝国｣を何とかしろ、って思っちゃうし。かつて三島由紀夫は東大全共闘の学生たちを前に「つまり天皇を天皇と諸君が一言言ってくれれば・・・｣と演説したらしいけど、僕は民族派の方たちに対して、反「帝国」と一言言ってくれれば、と思っちゃう。 　1月20日（日）、｢靖国神社国営化阻止月例デモ｣に参加した。昨年の11月につづいてこれで2度目の参加。上野駅徒歩3分の下谷教会前から靖国神社手前の俎橋まで歩く。所要時間、1時間10分ほど。もう30年以上もつづけてるそうだ。それにしてはネットで検索してもまったく情報が出てこない。｢上野駅から　九段まで｣という歌詞で始まる｢九段の母｣という往年の歌謡曲があるそうで、その歌にちなんだ行動だとか。主催は靖国神社国営化阻止月例デモ市民の会。前回は10人くらい参加してたので、この日もそのつもりで行ったところ、当初、運転手の他に僕を含め3人しかおらず、40分以上、3人（＋おまわりさん）だけで歩いた。後半、1人また1人と増え、靖国通りは5人デモに。うーん、渋すぎ（笑）。次回は3月かな。

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