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●講演・上映会/「山谷(やま)」から労働者運動の本義を考える 時間: 19時 00分 〜 22時 00分 場所:フリ―タ全般労働組合事務所・会議室
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「山谷(やま)」から労働者運動の本義を考える
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主催:フリーター全般労働組合
日時:2010年12月22日(水)19時~
場所:フリ―タ全般労働組合事務所・会議室
Tel:03-3373-0180
渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F
(京王新線・初台駅東口から徒歩3分)
第1部 19:00~20:50「山谷(やま)やられたらやりかえせ」上映
20:50~21:00 休憩
第2部 21:00~
トーク 濱村篤さん(「山谷」制作上映委員会)/飯野歩さん(フリーター全般労働組合共同代表)
私たちプレカリアートの労働組合は、「不安定な生を強いられる」仲間の尊厳を守り、解雇や未払
いハラスメントにやり返すために集まっています。日常的に経営者と交渉し、ときに争議を行うこと
で仲間を守ることが組合の活動の一つの軸です。
このような経営者との交渉には、さまざまな法律知識、折衝の技術が必要である、と一般に考えら
れています。だから組合員一人ひとりが、労働法を熟知し相談や交渉の経験を積むことが求められた
りもします。だからついつい敷居が高くなってしまう。もちろんそこを怠れば自らの問題が自らの問
題ではなくなり、交渉に熟達した人、手慣れた巧者に請け負わせるだけのことになってしまうのです
けど。
しかしです。私たちプレカリアートが「仲間の尊厳を守る」ことは、知識や技術によって達成でき
るわけではないと思うのです。労働組合の交渉が団体交渉であり、争議が団体行動であることをもう
一度思い起こす必要があります。束になってかかっていくこと。力を削がれたものが力を回復してい
くことに、もう一度立ち返る必要があります。この映画を見て、そんなことを考えていきたいと思う
のです。
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