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Also Sprach Mkimpo Kid

1999年04月01日(木)

 公立学校の入学式や卒業式などでの「君が代」斉唱について、国民の8割が「望ましくない」と考えていることが、読売新聞社が三月二十、二十一の両日に実施した全国世論調査で明らかになった。同様の考えは「日の丸」掲揚でも7割近くにのぼり、ともに国旗・国歌として定着していない――との見方が多数を占めているほか、国旗・国歌を法律で定めることについても、反対意見ががほぼ7割に達している。ただ、全体的に高年層では他年代に比べて肯定的意見が多いなど、世代による意識差が目立ち、国民の見方が多様化していることもうかがえる。(Yomiuri On-Line

1999年04月04日(日)

「もし生まれ変われるのなら、亀になりたい。そうすれば、他者を傷付けずに済む」
 今日は『「少年A」この子を生んで・・・・・・』(文藝春秋)を読んだ。先々週からの「週刊文春」での連載で概略はすでに知っていたが、改めて読みながら、そして読み終えたあとに、感じたことは、高学歴ではないらしい、そして普段あまり読書をする習慣もないらしい両親が書いた手記にしては、文章は平明だが非常にこなれているということ、そして手記の文面をそのままに信じるならば、彼らにエクセントリックなところは特になく、ごくごく平凡な普通の親であるということだった。もともと酒鬼薔薇聖斗に、限定的だが、ある種の共感を寄せていた僕などは、この手記を素直に読めば、自然とこの両親にもシンパシーを感じてしまう。そのような構成に仕上がっている。
 182ページに「少年A」は「IQも70で普通」ということが書いてあった。「世界大百科事典」によると「知能指数は100を,知能偏差値は50を平均値として,上下に左右対称の正規分布をなしている。」ということである。IQ70を「普通」というのだろうか。僕にはよくわからなかった。「少年A」は直観像素質者であった。筒井康隆の187は特別にしても、100は軽く超えていると想像していたのだが。

1999年04月11日(日)

 「日の丸・君が代について、国民的合意が得られているとは言えない現状で、国民にそれを強制するのは無理がある」
 「個人的には、私は日の丸は好きだが、君が代の歌詞は滅私奉公みたいで嫌いだ」 
 これは今回、東京都知事に選ばれた石原慎太郎が教育政策について問われて語った言葉である(産經Web)。
 僕は選挙に行かなかった。前回、青島幸男が選ばれたときも棄権した。

1999年04月16日(金)

 サッチー=野村沙知代は実に素晴らしい女性である。「金持ち喧嘩せず」とはよく言ったものである。この精神さえあれば、コソヴォ問題を含め、世の中のほとんどあらゆる争いごとは回避されうる。僕も以前よりこの精神を大切にしてきた。
 新進党の小沢一郎党首は二十一日午前、東京都世田谷区玉川田園調布にあるプロ野球ヤクルト球団の野村克也監督の自宅を訪ね、監督夫人の沙知代さん(六四)に次期衆院選に東京五区から出馬するよう要請した。産經Web 96.9.21
 何という慧眼であろう。
 「沙知代さんはテレビなどを通じ、教育問題などに鋭い見解を示し青少年の育成に尽力してきた(新進党)」
 まさにそのとおりである。
 野村サッチーは「最初は皿洗い、やがてウエートレスになり…。そして彼女は米国に妻子を残して日本にやてきた40代半ばの軍人と生活するようになった」という苦労人らしい。そのような苦学のなかで「コロラド大学」を優秀な成績を残して卒業したのである(ZAKZAK 芸能ニュース 96.11.21)。
 新進党はすでに解散してしまったが、このような素晴らしい女性にこそ是非とも自由党の次期党首になっていただきたいものである。

1999年04月23日(金)

 今日はももたろさんの真似をして「赤帽よいこ掲示板」というのをつくってみた。でもいつまであるかわからない。20日以上利用しないと削除の対象になるんだそうだ。「タコ社長の部屋」も1週間ほどで消えちゃったからなー。



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