Rooftop
ムキンポの鼻☆スペリオール
2004年12月号
連載第5回
今月はどうも調子が悪い
今日(11月20日)は「反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉」に参加してきた。今までその写真の整理をしていて、「ルーフトップ」の締め切りまであと数分しかない。ごめんなさい、編集部の皆さん。 もう3週間以上、風邪をひいてる。風邪だかなんだかわからないが、ノドの調子がおかしい。大きな(というか、ふつうの)声が出ないし、ときどき咳が出る。熱はないし、昼間はいつもどおりに出歩いてるが、夜はなるべく外出しないようにしている。そんなこんなでデモに参加しててもいまいち気分がのれない。
そんなこと書いてて、昨日も<パレスティナに献花を! 11月19日の声>に参加してきた。これは僕が最も長く関わってる運動で(といっても僕がこういった運動に関わるようになったのは「9.11」の後だけどね)、毎月第3金曜日にJR市ヶ谷駅前に集まって、駅前情宣、その後、イスラエル大使館前に移動して、大使館前で抗議行動を展開している。この運動を始めた桧森孝雄って男の人は2002年3月30日に日比谷公園で焼身決起したんだよ。かもめの噴水近くに小さな碑が立ってる。
11月14日は正午から新宿通り歩行者天国・世界堂前で行われた「桃色ゲリラ+」のダイイン撮影会に参加してきた。ダイインというから大勢で死んだふりして路上に寝転がるのかと思ってたら、そうではなくて、1人ずつ死んだふりして、それをスティル・カメラで撮影するという趣向。僕も焚火派のハチマキ締めてフセインのTシャツ着て死んだふりした。 今の若い人たちはたぶん観たことないだろうけど、『あらかじめ失われた恋人たちよ』って1971年制作のATG映画があって、買い物カゴからニンジンをちらつかせて歩いてたら「売春OK」って意味なんだよね。この写真を撮ってて思い出した。 『あらかじめ失われた恋人たちよ』は清水邦夫と田原総一朗との共同監督。この頃の田原はなかなかだったけど、今や恍惚の人というほかない(というか、老害!)。 「桃色ゲリラ+」代表の増山麗奈さんは、この日に撮った作品を引っさげて、「第2回府中ビエンナーレ―来るべき世界に」(12月11日〜翌年2月27日/府中市美術館)に参加するよ。お楽しみに。 |
2004年11月20日(土) 反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉 |
2004年11月19日(金) <パレスティナに献花を!11月19日の声> |
2004年11月14日(日) 桃色ゲリラ+ ダイイン撮影会 |